意識したい生活習慣
背中にきびがなぜできてしまうのかというと、汗腺がほかの部位より多くあるためです。
もちろん、汗腺が多いというだけでなく、洗いにくかったり、寝ているときに仰向けに
なることが多いため、熱がこもりやすいということなども総合的に背中にきびの発生に
関連しています。
背中にきびを改善するためには、顔のケアと同じように、背中を清潔に保ち、保湿をする
ことが肝心です。汗腺がたくさんある背中は、皮脂が多く分泌されるのに洗いにくいので、
清潔に保つのが比較的難しい部位です。
持ち手の長いボディ用ブラシや長めのタオルを使い、
丁寧に全体を洗うようにしましょう。シャンプーや
リンスをして流したとき、背中に泡が残りやすいのも
にきびの原因になります。
すすぎを丁寧にし、背中に洗剤を残さないのが大切です。
ボディクリームや背中用化粧水で保湿をするとよいでしょう。
また、寝るときに使用するパジャマやシーツも頻繁に取り
替えるようにし、いつも清潔なものにしておくという生活習慣を
身に着けましょう。
寝具による耐圧分散が鍵!良い睡眠のための寝姿勢
睡眠時間は十分なはずなのに、なんだかスッキリしなくて疲れが取れないといった経験ありませんか?
日中の疲れやストレスを解消するためには、良質な睡眠が必要なことは言わずもがなですが、実は、睡眠障害による悩みを抱えている現代人は少なくありません。この現代病とも言える睡眠障害と寝ているときの姿勢と大きく関わりがあります。
本来人間の理想な姿勢は、背骨S字に緩やかなカーブを描いている立ち姿勢の状態と言われています。しかしながら、就寝中は理想の立ち姿勢と同じ状態をキープすることは難しく、体に必要以上な負荷がかかるため無意識のうちに、この状態を解消しようと寝返りを打ち、体圧分散を図っているのです。
通常、一晩に20~30回程度が理想と言われていますが、柔らかい寝具では、寝返りを打つことができず、腰痛などの原因を引き起こすことになります。堅すぎる場合も同様に、体圧分散がうまくいかず、なんども体の向きを変えるために、睡眠障害を引き起こしてしまう可能性があります。
良質で充実した睡眠時間を得るためには、寝具選びが非常に重要だということがわかります。
自分にあったマットレスを選ぶことで、正しい姿勢を保つことができ、リラックスした状態で体を
休めることができるのです。